【第3回】モリコラム
「人づくり、チームづくり」のいろいろ・・・・（３）「想像力」③
前回②で「in put」＋「out put」セットで「聴く」であり、そして「今（聴く）」＋「未来（想像）」であるとの話をさせていただきました。
想像力が働かない人は「今の結果」を基準にしか行動出来ません。
実際の「今」は即座に「過去」に移行しますので、ほとんど「過去」の遺物と対峙していることになります。なので「後悔の弁」しか口にしないのです。後悔することがいけないということではありません。「今」この瞬間、他にすることがあるはずなのに、することをせず慌てふためいて大騒ぎしてしまいます。例えば、飲み物の準備をしようとして、グラスを滑らせ割ったとします。「今」することは「片付け」です。しかし、滑らせた理由を延々と語り、滑らせてしまったのは自分なのに、自分以外のせいにし、自分がさも悪くないと主張しはじめます。誰も「良い・悪い」を問うていないに、当人だけが弁明しようとしている不思議な時間があります。みなさんも一度は遭遇したことのある場面でだと思います。
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